ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

欲望する脳


 自らの欲望だけに忠実な人は、社会的な評判を落とす。罰こそ受けなくとも、結局不利益を被ることになる。だから、人間の脳は先回りして、短期的な欲望の実現をある程度犠牲にしても、長期的な利益を図ろうとする。

 脳とは、結局は生物が生き延びるために進化させてきた臓器である。生存のための臓器としての脳は、徹頭徹尾利己的に作られている。生存競争において勝ち残るためには利己的であるしかない。自分以外の人間のことを思いやり、行動する「利他的行動」や、社会全体のことを考える公共的精神もまた、拡大し、変形した利己的な動機に基くと説明される。

 がんばろう、日本 このような時であるからこそ、本来、人間の脳も、自分自身、自分の子孫が生存競争において勝ち残るために利己的であるはずなのに、自分以外の人のことを思いやり、行動する理由について考えてみよう。答えなんて見つからなくてもいい、答えのない問題を考え、議論することが大事なのである。そうすることによって、利他的行動、公共的精神についても、各々自分の考えかまとまるのではないだろうか?

 この本のポイントではないけれど・・・新しい英語の単語を記憶することは、英語が得意な人ほど容易である。機械的にただ音や文字として記憶するのではなく、それまで蓄積された英語に関する記憶と関連付けて覚えることができるからである。

 私は、英語に限らず、勉強が苦手である。苦手であるから、それまで蓄積された記憶も薄いはずである。だから、新しい情報が入って来ても、関連付けによる知識化が上手くいかないのかもしれない。より高度な知識を蓄積し活かすためには、簡単なことからでも良いから少しずつでも良いから知識を蓄積し、新しい情報が入って来た時に、関連付けて記憶するという行為を繰り返すしかないのかもしれない。

目立つ力 インターネットで人生を変える方法


 副題は、『インターネットで人生を変える方法』インターネットを活用し、目立つことによって人生を変えようと言う話。 自分の強みを見つけ、それを表現することで、自分以上の力を得るための技術の話。勝間さんご自身が、インターネットによって発掘されたいう事実に基づいて書かれている。読了:2011/03/13

 私たちは人とつながって初めて、自分以上の力を得ることができる。別にリアルな世界でも私たちは、人とつながることで、自分の力を社会的に活かしているのだと思うが、インターネットを活用することで一層活躍することが出来る可能性がある。

 新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務(テレワーク)されている方も多いと思うが、当たり前のビジネススキルが身についているかどうかが如実に分かるようになった。当たり前のビジネススキルとは、多くのコンサルタントが最も大事だと言う「コミュニケーション力」だ、中には、5W1Hを明記するという基本中の基本が出来ていない人がいる一方、テレビ会議の前に、目的、目標を明確にした上で、記入式の資料を配布し、参加者の意見をまとめあげることができる人もいる。

 西村大臣が言う、スマートな生活様式は、更なる格差を加速させるのでは?

シンプル人生の経済設計


  好むと好まざるとにかかわらず、日本のサラリーマンの人生設計の大前提となってきた終身雇用、年功序列などの社会システムは完全に過去のものとなる。この流れはたとえ景気が回復しようとも絶対とまることはなく、むしろ流れのスピードは加速度的に増していく。能力主義、成果主義の名のもと、社会は1割から2割の「勝ち組」と8割から9割の「負け組」とに2極分化していく。

 究極的には、1%のスーパーエリートと99%の一般サラリーマンとに2極分化した中流なき超階級社会が出現し、「負け組」があたりまえになる時代がやってくる。
―私たち一般サラリーマンが、負け組に分類されるのを防止する方法はあるのだろうか?


 中流なき超階級社会で1%のスーパーエリートになるか、99%の一般サラリーマンになるかを分けるポイントは、資産を運用できる才覚の有無にあるような気がします。

もしドラッカーの『マネジメント』を読んだら


 もしドラの功績は、ドラッカー氏を知らなかった方に、マネジメントという言葉の意味が、「働く人たちを生かすためのものであり、社会の問題について貢献するためのものである」ということを知らしめたことだと思う。この本は、著者の岩崎さんが、数年前に偶然(20世紀最大の知性の一人と言われる)ピータードラッカーの『マネジメント』を知ったことで誕生した。

 ドラマは、新人マネージャーが、『マネジメント』を拠り所にして野球部を甲子園を導くというものである。この本は、感動のドラマをたどりながら『マネジメント』のエッセンスに触れることができる。『マネジメント』の概念について、とても分かりやすく書かれているので、中高生はもちろん、小学校高学年の皆さんにも読んでもらいたい本である。

 もし、あなたが『マネジメント』を読んだら、あなたの人生はどのように変わるだろう?この本を読むと、『マネジメント』は、会社のみならず、NPO、学校はもちろん、家庭にすらも応用の効く概念を示していることがわかる。私たちが置かれているそれぞれの組織の「顧客」とは誰だろう?その組織にとって、「顧客の創造」とは何だろう?

 昨日から今日、今日から明日へと、留まることなく続く時間の中で、置き去りにされてしまいがちなテーマ。このテーマに真剣に向き合うことによって、道は拓けるのではないだろうか?先ず、私たちの「顧客」は誰だろう?私たちにとって「顧客の創造」とは何だろう?というテーマを徹底的に掘り下げて、次にそのテーマを組織で共有し、更にそれを目的として定めることが大切なのではないだろうか?そして、その目的を達成するための手段についても『マネジメント』は、指針を示し導いてくれるはずである。

大人のための勉強法―パワーアップ編


>勉強というのは続けていくうちに理解もできるようになるし、そうなれば徐々に成果も上がってくるものだ。

 つまり、理解ができるようになるまで、成果があがってくるまでは、勉強を続けることが大事ってことですね。勉強が理解できない。成果が出ないと言う人は、理解できる前、成果が出る前に、あきらめてしまった人とも言えるのかも?

 もし、あなたが(わたしもですが)、勉強していることを理解し、成果につなげたいと思っているなら、理解し、成果が出るまであきらめず、勉強を続けましょう。そうすればきっと勉強がきっと楽しくなる。