「やめる」習慣(その2)
- 「やめる」習慣
- 日本実業出版社
- 本
私がやめたい先延ばしは、仕事を小さく分解し小さく始めることで不安を取り除くこと。
《よい習慣を1つずつ増やすと、自分をコントロールする「こころの筋力」がどんどん強くなります。片づけ、早起き、運動の3つを身につければ、非常にパワフルな自制心が鍛えられ、揺るぎない自信、強いパワーが生まれます。》
私がやめたい先延ばしには、仕事をチャンクダウン(小さく分解)し、ベビーステップ(小さく始める)ことで不安を取り除くことが有効みたいです。相手が求めていないプロセスの完璧さにこだわらず、何が結果に大きな影響を与えるかを整理して、時間対効果を考え、小さな労力で大きな成果を出し続けることに繋げるのです。
「何のために」という理由が強力であれば、目先の誘惑を乗り切りやすくなります。意思の強さではなく「危機感、快感、期待感」を切り口にした「骨太の理由」をどうつくるかが「やめる習慣メソッド」を実践していく上で重要です。
赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』に「A4メモに、嫌なことも かまわず吐露すること」と書かれていましたが、この「やめる」習慣も「イライラなら、毎日夜、イライラしたことを、書くことを推奨しています。
誰もが、毎朝続けている歯磨きのように、ほんの小さなことでも良いから、先ず自分自身の心が爽やかになるような良い習慣を始めて、毎日欠かさず続けることが大切ですね。