ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

スタンフォードの自分を変える教室(その2)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)
スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)
大和書房

・私達の中には、目先の快楽に走ろうとする自己と、もっと大事な目標を忘れない 自己が存在しする。自分をコントロールできる人は、せめぎ合うさまざまな自己の存在を受け入れ、うまく折り合いをつけているのです。


行動を選択すべきときは、それをしっかり意識して、ただ漫然と惰性にしたがって行動しないように注意すること。言いわけをして物事を先延ばししたり、よいことをしたのをいいことに、自分を甘やかそうとしているのに気づくこと


報酬の予感は必ずしも報酬をもたらすとは限らない、誘惑や欲求を感じていることに気づきましょう。自分の欲求や気持ちを素直に受け入れましょう。思考や感情は必ずしも自分でコントロールできないとしても、それに対してどう行動するかは自分で選択することができる。と認識しましょう。


自分が本当に望んでいることを忘れず、どうすれば心からうれしく思えるかをわきまえる。欲求の波を乗り越える練習として、呼吸もおおいに役立ちます。うまくいけば、自分が本当に望んでいるものを思い出し、そのためには困難なことでもなしとげる力を見いだすことができます。


おわりにより・・・私たちのなかにはひとりではなく何人もの自己が存在します。ひとりの人間のなかには、目先の快楽に走ろうとする自己と、もっと大事な目標を忘れない自己が存在します。しっかりと自分をコントロールできる人は、自分のなかでせめぎ合うさまざまな自己の存在を受け入れ、うまく折り合いをつけているのです。


訳者あとがきより・・・マクゴニガルは、科学的にはっきりと示しています。意志力を強くするために必要なのは、失敗に対する罪悪感や自己批判ではなく、自分に対する思いやりと、自分の心と体の反応を科学者の目で観察することだと・・・


2013年12月12日

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