コロナの時代 外出は自粛した方が良いの?
テレビの報道番組では、繰り返し「新型コロナウイルス」の情報が流れています。
「緊急事態宣言」の解除に伴い、営業を自粛していた飲食店などは、様々な
感染防止対策を施して営業を再開する方向で動いています。従業員の皆さんは、
マスクの装着はもちろん、手袋、フェイスシールドまで、つけている場合があります。
店舗では、座席を一つおきに使うことにしたり、飛沫を防止するアクリル板を
設置したり、苦労が感じられます。
そんな、動きを敏感に感じる方の中には、他者の動きが気になる方も多いようで、
ソーシャルディスタンスを守らない方との「いざこざ」が発生したりすることも…
たしかに「誰もが罹患している可能性があるという前提で、感染を防止する」
という考え方は、正しいのですが、実際に罹患している人がいなければ、
ウイルスが感染することはないわけです。ということは、何よりも大切なことは、
「罹患している人が、他の人と濃厚接触しないこと」が大切なわけです。
「新型コロナウイルスは見えない」と言われますので、空港などでは、
サーモグラフィーなどを使って、体温の高い人を見つけ、間接的ですが、
新型コロナウイルスを見える化することを試みているわけです。
よくPCR検査の事が話題になりますが、やみくもに実施しても、陰性と
判定された後に陽性になれば、意味がありません。つまり罹患した兆候が
ある人が、他の人にうつさないことが最も大切な感染防止になるわけです。
「熱がある、咳がでる、倦怠感がある、嗅覚や味覚に異常が感じられる」など、
体調が優れない人は、不要不急の外出を控えることが大切です。
そういう意味では、感染の疑いのある人:既に感染した人との濃厚接触者、
感染した人と同じ場所にいた人、自覚症状がある人などについては、
依然としてPCR検査を実施することが重要である。という事実は
変わらないでしょう。