ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

「やりがい」のない仕事はやめていい。

「やりがい」のない仕事はやめていい。
「やりがい」のない仕事はやめていい。
総合法令出版

 自分にとって、なにが幸せか?それは、自分自身で見つけるしかありません。幸せのかたちに 「正解」なんてないのです。自分の価値観をしっかりとつくりあげていくことが、自分らしく生きるということなのです。

人の幸福は社会的価値よりも主観としての満足度につきます。ですから、変人のように、「人からどう思われようと、まったく気にならない」、これほど幸福なことは、この世の中にないのです。やりたいことを見つけるときに、この変人の「比べない能力」がとても重要です。

 確かに、幸福になりたいと思いながら、追及しているのは、他者から少しでも幸福に見える自分だったりします。でも、その結果として、他者に嫉妬していることを見透かされたりしているとしたら、本末転倒ですよね。


 それに、他者から少しでも幸福に見える自分を目指していると、いつまでたってもゴールに到着することができません。なぜならば、どこまで行っても幸福を実感できないからです。しかし、主観としての満足度を追及していれば、お風呂にゆっくり入って、ご飯をおいしくいただいて、あたたかい布団で眠れるだけで、もう十分に幸せになれますよね。


 「やりがい」のある仕事とは、自己効力感を感じられる仕事だと思います。努力して身につけたスキルを活かせていると感じられる仕事だと思います。上司や同僚はもちろん、商談する相手も、自分が買ってもらいたい商品やサービスを正当に評価できる、そんな信頼に足る人だと、この人に自分も信頼を感じてもらって商品やサービスを買ってもらいたい、と感じられるような仕事ができるとよいですね。

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