ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

すごい人の頭ん中

 本書は、起業トップへのインタビューDVDを編集したもの。すごい11人と、そうでない人たちの違いは「自分を信じる力」。実現したいことだけにフォーカスし、どうすればできるかを考えぬき、努力を続けた結果、成功をつかみとった。

 すごい人が信じているのは、自分の感覚だ。自分の感覚で、徹底した顧客志向を貫いている。公平さを犠牲にして、スペシャルなサービスを提供することもある。お客様は喜び、スタッフは『こんなことでこんなに喜んでいただけるんだ』とスキルアップしていく。「人間は経験でしか語れないし、成長できないんです」と…

 私が勤務する会社のコールセンターは、見た目の公平さを重視する。正直で控え目なお客様にも、誠実さが感じられないお客様にも、同じサービスをしようとする。言うまでもない、正直なお客様は、損をする。だから、私は、一見、公平さを犠牲にしているように見えるスペシャルなサービスこそ公平なのではないかと……。

 すごい人が異口同音に言うことは《自分がお客様だったら、どうしてほしいかを考えて、それを一切の妥協抜きでやりぬこうと思った。》というような顧客志向。

 その話を肯定的に受け止めた上で、あえて言おう、しかし、それは、状況による。最前線のスタッフを鍛え上げ、フェアなサービスを恣意的に繰り出せるようになることがエクセレント……。
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