ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

デザインにひそむ〈美しさ〉の法則


・モノを選ぶ時、機能や価格などを基準にしがちですが、分かりやすさや使いやすさなどを評価して選ぶことで、誤使用を防ぎ、快適に、時間を節約したり、疲労を軽減したり、事故を未然に防ぐことに繋がるのです。

 著者の木全 賢さんは、1959年生まれとのことなので、私と“ほぼ”同世代、しかも私が入社できなかったシャープ(株)に1985年に入社しています^^; 

 同じ時代にプロダクトデザインの教育を受け、フィールドは異なるものの、デザイナーとして働いていた私にとっては、納得しやすい内容でしたが、デザインの現場を知らない人には、分かりやすいのかな(・・?

 第二章「誰にでもわかるシンプルなデザイン」の、絵文字の世界標準「ピクトグラム」、第三章「美しさと使いやすさの法則」は、プロダクトデザイナーはもちろん、デザインの意思決定に携わる管理職は必ず知っていなければならない常識レベルの話ですし、消費者にとっても知っていれば得する情報です。

 モノを選ぶ時は、機能や価格などを基準にしがちですが、分かりやすさや使いやすさなどを評価して選ぶことで、誤使用を防ぐだけではなく、快適に使え、時間を節約したり、疲労を軽減したりできますし、事故を未然に防ぐことすら繋がるのです。

 私が執務しているオフィスは、証明とエアコンのスイッチが一か所にまとめられているのですが、実際のレイアウトに対応していないため、既に点いているいる照明を消してしまうという誤操作が頻発していました。対応表はあるのですが、いちいち見るのは、労力の無駄使いです。

 私が執務するオフィスには、開発に携わる人と、品質管理に携わる人がいるのですが、デザイナーの仕事を形や色をカッコよくまとめる役割だと思っている人が少なくありません、いやデザイナーの中にも、そうだと勘違いしている人がいるような気すらします。

 でも、違うんですよね。デザイナーが最も力を発揮するのは、作り手とユーザーとの間にかける橋渡し役としてなんですよね。
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