スローライフ 緩急自在のすすめ
「まえがき」の“柄にもなく、気忙しい人生を送ってきたひとりの男(自称「時間貧乏人」)の、いささか反省が籠められた本です。”という自嘲?から始まる本書は月間読書誌「図書」(岩波書店)に2005年1月号から15回にわたり連載された「緩急自在のすすめ」を基にしているそうです。“ますます「ファスト」になる世の中で「スロー」の効用、いちばんのカギは「緩急自在」の「自在」の部分にあります。自れが在る―自分が緩急のペースを選び取るということでしょう。”と締めています。
筑紫哲也さんが推奨する『スローライフ』とは、自主的に生きることです。自主的に生きることは、他者の価値観に影響されず、自分の行動原則に従って幸せになることです。