自分には、どんな価値があるのか
隣人との物々交換の時代から、ネットワークで繋がった他者と情報を交換する時代になったことによって、企業の場合は、できることを期待している人に届けるために、個人の場合は、自分がやりたいこと、できることを求めている人を見つけるために、従来のマーケティングではなく、ちきりんさんが定義するところの「マーケット感覚」を身につける必要がある。
マーケット(市場)が求めているものを無理やり捻出するのではなく、自社、自分が生み出せるもの、既に持っているものを、先ず求めている他社、他者を発見し、次に届ける仕組みを作るために。
《どんな分野であれ10年も働いたら、「自分には売れるモノなど何もない」なんてことはありません。》という言葉に勇気づけられます。これからは、《身につけたスキルが「誰にとってどんな価値があるのか、見極める能力」》を身に付けられるようにしたいと思いました。
出版順ではありませんが『自分の時間を取り戻そう』『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』と進んで、『未来の働き方を考えよう』を読んでいるところですが、一番影響を受けたのは、あらゆることに影響力のある評価軸が、権威から市場に変わった!という話です。