ディフェンスラインを上げろ!

ディフェンスラインを上げろ!というタイトルですが、このブログのテーマは、サッカーではありません。私がディフェンスラインを上げろ!と言っているのは、個人や組織の能力の底上げを意味しています。天才ならともかく、凡人は、特定の能力を高めるよりも、汎用性の高い能力の底上げが大切です。この考え方は、私たち一人ひとりの人生にも、組織の運営にも、必要な意識をもたらすものだと信じています。

2月の読書メーター


2月の読書は、岸見一郎先生によるアドラー心理学の解釈と、アービンジャー・インスティチュートの「箱」の法則とを池田清彦先生の生物学的視点から融合させようと試みた月でした。読んだ本の数:10冊、読んだページ数:2431ページ


本当に役に立つ「失敗学」 (中経の文庫)本当に役に立つ「失敗学」 (中経の文庫)感想上司が購入した本が、オフィスの書棚にあるのですが、文庫化されていたので、自分専用に買いました。失敗学そのものは、製造、建築、土木はもちろん、サービス業にも応用が効く「本当に役に立つ」考え方だと思いますが、概念と実例、言葉と定義、記述と図式の間に飛び越えにくい隔たりを感じ、水平展開しにくい印象をもちました。また、「やはり失敗をシステムで回避するのは難しく、全体を俯瞰することができ、失敗を認めることを恐れないリーダーが必要なのではないか」と思わせる部分もあり、ボトムアップで実行しにくい感じがするのも残念です。読了日:02月24日 著者:畑村 洋太郎


アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)感想’14/12/24『嫌われる勇気』'15/1/24『アドラー心理学入門』’16/11/20『アドラー心理学実践入門』’16年11月22日『人生を変える勇気』’17/01/21『幸せになる勇気』と岸見一郎先生の本を読んできた。この本は、序盤、同じ文章が何度も繰り返され読みにくいが、途中、アドラー以外の先人による言葉も引用され、第四章では、心理学というよりも哲学、哲学というよりも宗教?と思えるような昇華を見せる。どれか一冊ということであれば『実践入門』を薦めるが、脳に擦り込みたい方には、本書も無駄にならない。読了日:02月19日 著者:岸見 一郎


日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する感想おわりにより「どんなことが起きても、箱には入らないで、それらと向き合えたらと思います。それが、一番、自分を楽にさせる方法だと信じています。自分が変われば相手も変わるものです」確かに、変わって欲しい様な相手に対しても、尊敬する人とか、自分の人生にとてもいい影響を与えてくれた人に接する様にすると、相手との関係が変わる様な気がします。しかしこれは「相手が変わった」と言うよりも、自分が「箱」から出られた瞬間なのだと思います。先ず自分から変わるということではなく、自分が変わることによって世界の見え方が変わるのです。読了日:02月18日 著者:アービンジャー・インスティチュート


400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術感想デザインオフィスnendoを率いる佐藤オオキさんによる本だが、テーマは、デザインの話だけではなく仕事全般、特に複数のテーマを迅速かつ高い品質を保ちながらやり遂げるための心構えと手法について書かれている。実際に多くのプロジェクトを斬新なコンセプトとアイディアで成功に導いてきた佐藤さんの言葉は、論理を越えた説得力がある。そして、そこにはデザイナーとしての資質よりも「人間として仕事に対してどのように向かい合えば良いのか」という問いに対する回答がある。デザイナーの卵だけでなく、多くのビジネスパーソンに薦められる。読了日:02月17日 著者:佐藤 オオキ


自分の小さな「箱」から脱出する方法自分の小さな「箱」から脱出する方法感想この物語の舞台であるザグラム社がそうであるように、トップが、「箱」に入っている場合には、社員は「箱」に入らざるを得なくなるだろう。「箱」に入っているトップは、管理職にも「箱」に入るように促し、部下たちやサプライヤーを追い詰めていくという構造になってしまう。そして商品やサービスには魂が入らなってしまう。しかし、顧客は節穴ではない。モノを買いサービスを受ける時、どの企業の「箱」が最も軟らかいかを嗅ぎ分けているに違いない。組織の「箱」が硬いか軟らかいかは、入っている者には見えなくても、外からは丸見えだからだ。読了日:02月11日 著者:アービンジャー インスティチュート,金森 重樹,冨永 星


2日で人生が変わる「箱」の法則2日で人生が変わる「箱」の法則感想6年前に読んだ時は家族がテーマだと思ったのですが、再読した「箱」の法則は、家族や職場に平穏をもたらすだけではなく、延いては民族や宗教の違いを越え、人類に平和をもたらす可能性を持つ概念でした。あなたが対立している相手にも、あなたと同じように家族がいて、妻子を守るために命がけで戦っているのです。本来であれば家族を大切にしている人ほど、対立している相手が大切にしている妻子への気持ちが理解できるはずです。相手への感情を高ぶらせる前に、相手も同じ人間であることを思い出し、戦う以外の方法がないか考えてたいものですね。読了日:02月10日 著者:アービンジャー・インスティチュート


書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)感想おそらく2年ほど前に読み終わっていたのに、感想・レビューを登録していなかった…著者の近藤勝重さんは、毎日新聞の論説委員、サンデー毎日と毎日新聞夕刊の編集長を歴任された方。「いい文章とは?内容があるということ、その内容が的確に表現されていること。体験こそが文章の最も大きな源泉、作文というのは、記憶化された自分自身を言葉にする作業。」と書くことを思いつくところから表現する技術までが克明に書かれている。そのため、読んで満足というよりも、要点をノートにとりながら読んだ方が良い、まるで教科書のような内容だった。読了日:02月04日 著者:近藤 勝重


オトコとオンナの生物学 (PHP文庫)オトコとオンナの生物学 (PHP文庫)感想『人間、このタガの外れた生き物』で池田清彦先生に出会い、『世間のカラクリ』『マツ☆キヨ』に続いて『オトコとオンナの生物学』を読んだ。第2章は『くらしラク~る♪』に連載された「女性はなぜハイヒールをはくのか」を加筆・再編集し、第1章、第3章は新たに書き下ろしたものとのことなので、全体的に取り留めのない内容になっているような気もするが、最後32『ヒトはなぜ世界中に広がったのか?』の「ほかの種を滅ぼしていった人類」~「増え続ける世界人口と止めろ!」で一気に収斂していく感じが、他の著作との違いなのかもしれない。読了日:02月04日 著者:池田 清彦


ゆがみを直す ヨガ・ストレッチ(仮)感想何か重いものを持つなど、切っ掛けがあったわけではないのに、腰に電気が走るような痛みが…振り返ると、かがんだ後に立ち上がった時、直ぐに腰を伸ばすことができないことが多くなっていたかもしれない…いずれにしても”これはまずいだろう!?”ということで、この本を買ってきた^^;筋肉を伸ばして鍛える『今井メソッド』を実践することによって、ゆがみを矯正し、背筋を鍛えたいと思い、早速、ストレッチをしながら歩いたり、椅子に座った状態でできるストレッチを始めた。そのせいか湿布と痛み止めがなくても腰の痛みが気にならなくなった。読了日:02月03日 著者:今井 まお


マツ☆キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫)マツ☆キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫)感想解説の澤口俊之さんが以下のように書かれている「本書を読むことで、おそらく全ての人がほっこりしたすがすがしい気持ちになったりすると思うが、その理由は『変人の普遍性』にあるはずだ。誰だって『変人』なのである。それが生物としての人間の普遍性である。」と…一見“自由闊達”に生きているように見えるマツコ・デラックスさんが、マイノリティの中のマイノリティであり、そのために逆に身につけた社会を客観的に見る視座から池田清彦先生とキレのある対話を繰り広げている。二人の間に、同調があるため、若干”暴走気味!?”であるが...読了日:02月03日 著者:池田 清彦,マツコ・デラックス


読書メーター

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